みなせのメモ帳

思ったこと、考えたこと、買ったもの、感想とか書いていきます。

なんにせよ胸熱。

 

ちゃっかり2回目。

 

入場者特典の指人形が欲しくて行ってきました「グリッドマンユニバース」。

全三種でグリッドマンがやってきました。一瞬、紫だからグリッドナイトかと思ったけど、ナイトは青なので。

 

2回目だしツイッターで割と情報出てるし、ネタバレ含んで胸熱シーン語りたいなぁ!!って思うんですが、その前に。

 

実は、ここ最近もう一つ映画を見に行ってましてその感想を挟もうと思います。

その映画とは、

 

THE FIRST SLUMDUNK

 

言わずと知れたバスケ漫画の、作者が監督を務めた話題作です。

個人的には、キャストがTVシリーズから変更され、物議を醸していたことが一番印象深い作品でした。

TVシリーズは少しだけ見たりしてましたが原作は未読です。TVシリーズに関しては幼少期にリアタイしてた程度で意味はあんまり分かってなかったんですけどね。それくらいの印象だったので、あんまりキャスト変更に違和感はなかったかなって思います。

作者が監督を務められているだけあって、あの絵がそのまんま動いてるんですよ。本当に凄い。あの映画を作るのにどれだけの絵を描いたのか、全く想像できません。それくらい、実写のようにヌルヌルと動くんですよ。まずはそこ。

そして、劇中の曲たちがすっごいかっこいい。特に試合中の曲めっちゃいい。躍動感と迫力バリバリはシーンをより盛り上げていました。サントラあったら買うな。と思うくらいに。

あとは、主人公ではない花道はこんなにも間抜けだけど、こんなにもヒーローなんだなって思いました。みる視点が変わるだけでキャラクターの色も変わりますが、主人公はどんな視点になったとしても輝くもんなんだな。と。

泣ける!って聞いてたんですが、結果泣きはしなかったんですけど、試合の迫力が凄すぎて思わず声が出そうになることが多々あり、観終わった後はすごくすっきりとしてました。観に行って良かった作品でした。

 

 

・・・と、そんな話を間に挟みつつ。

 

グリッドマンユニバース

 

二回目なので話の大筋はわかった状態だったんですけど、当たり前のように感動して同じところでウルウルしちゃってました(笑)

以下、好きなシーンだけ切り取っていこうと思います。

 

序盤から「あったらいいな!」てんこ盛り作品なんですけど、最初の「目」から始まって、グリッドマンの戦いにダイナレックスが参戦するシーンとか、レックス(ガウマ)が新世紀中学生入りしていたりとかそういうのから始まって、劇場版ダイナゼノンの最後の伏線回収が思いもよらない形でされたり・・・そういうのもあるんですけど、

ガウマとガウマ隊の再会は最初の感動シーンでした。

蓬とガウマが起き出して一緒に話してるシーンとか、泣いてる蓬の頭をグシャっと撫でるガウマとか・・・。この辺りもですけど、全体的にユニバースの方が蓬が主人公してた気がします。ダイナゼノンではガウマと蓬2人が主人公で、戦いに関してはガウマの方がメインだったので(日常パートは蓬メインだけど)裕太と違って薄めになってた気がしていたんですが、今回はちゃんと出張ってましたね。えらい蓬!!ちゃんと彼氏しててえらい蓬!!

ところで暦・・・・お前、就職したんじゃなかったのか(違ったっけ)。

 

そして、実写パート!!からのアカネ+アレクシスの共闘!!!

アカネの「友達を助けたいだけだよ」という言葉、エグいほど最高ですよね。

アカネにとって、裕太たちは自分が作った存在に過ぎなかったし、自分が気に入らない人間は消してしまうほどの人間(神様)だった。そんな彼女が、グリッドマンとの戦いや、裕太たちやアンチ(ナイト)との関わりを通して成長して、元の世界(三次元)に戻って行った。

そんな彼女が、六花以外、裕太や内海も友達と認めてそれを助けるためにアレクシスと共闘するんですよ。最高じゃん・・・・。

最後に、ダイナゼノンの世界と同期したナイト(アンチ)が、アカネに会うシーンが一番泣いたところなんですけどね。

 

グリッドマンユニバースでのテーマって

・贖罪

・虚構を信じる力

・弱さも含めて自分自身

というものがあると思っています。

 

贖罪は、グリッドマンが裕太に、ガウマがガウマ隊のみんな、そして「ひめ」に(これは「ひめ」がガウマにもあるかも)、そして、アカネがアンチ(ナイト)に。

全てを精算し、新たな自分、新たなユニバースを形成していく流れだったかなと。

虚構を信じる力はアノシラス(二代目)が言ってたんですけど、裕太たちはアカネが作った虚構の存在で、蓬たちも同様に虚構の存在にすぎない。だけど、映画を見ている私たちも含めて、「あり得ない」ことを信じることができるのが、人間という生命体であるということです。だからこそ、最後の決戦のような光景をみることができたし、それに感動する私たちがいたのだと。

弱さを含めて自分自身、というのは、このシリーズ全てのキャラクターに共通するテーマのように思えますが、今回はグリッドマン

グリッドマンは完全無欠の正義の味方のように見えるけれど、実際は実体を持たない存在にすぎず、誰かの力を借りないと戦うことができない。

そして、TVシリーズグリッドマンは裕太の意思に関係なく、身体を借りて戦っていた。

今回は、裕太が自分の意思でグリッドマンと共闘し、戦った。

お互いがお互いを必要とし、お互いに助け合うことで力は生まれるし、自分1人では出せない力だったとしても誰かがいれば2倍、3倍、それ以上の力を出すことができるのだと。

「私は弱い」というグリッドマンのセリフは、正義のヒーローらしからぬセリフだと思いますが、その弱さを知ったからこそ、グリッドマンは独りよがりにならず、新たな「ユニバース」を造ることができたのだと思ってます。

 

これはyoutubeで見た考察動画なんですけど、

ダイナゼノンもグリッドマンユニバースも、「原作:グリッドマン」なんですよ。さらにいえば、ダイナゼノンのアニメタイトルの下には「グリッドマンユニバース」という記述がある。

因みにグリッドマン(TVアニメ)は「原作:電光超人グリッドマン」なんです。

グリッドマンの原作は、平成初期に放映されていた特撮ドラマ。

だけど、ダイナゼノンとグリッドマンユニバースはなぜ「電光超人」という文字がないのか・・・。

この考察を聞いて、この映画の結末(原因?)を知った時、ヤベェっ!!ってなりました。これは深刻な語彙力不足なんですけど、ここまでの意味を含んで最初から作っていたのなら、本当に長期で続ける自信に溢れたコンテンツだったんだな・・・・と。

 

あとは、「守らなきゃいけない大事なこと3つ」の「約束、愛、」までしか聞けていなかった3つ目をようやく知ることになったわけですが、・・・・本当にそれでいいのか!!??と思いましたけど、多分、全ては「ひめ」の言葉と、領収書に書かれた言葉が全てなのだと思います。

前を向いて、進みましょうってことをざっくり一言で表すと、そうなるのかもしれ・・・・ない・・・・?

 

電光超人グリッドマン、そしてアニメシリーズ2作品全てを含めてお祭り騒ぎのようにすぎていったグリッドマンユニバース。

きっとまだまだコンテンツは続いてくれると信じて、続編を待ちたいと思います。

 

ネタバレを多く含みますが、核心的な部分はあんまり触れていないつもりなので、ぜひ劇場で見ていただければと思います。

スラムダンクもなんですけど、やっぱり劇場でしか味わえない迫力ってあると思うので。

 

ちなみにどうでもいい話なんですけど、

前回も今回も同じ劇場で観てたんですけど、前回はパンフレット売ってなかったんですよね。

で、今回はあったんですよね。

私、大体映画のパンフレットって買ってて、当たり前のように買ったんですよね。

・・・・前回の時、他の近隣の劇場も行って売り切れだったのでネット通販したんですよね・・・。

 

これは、そう・・・・観賞用と保存用を分けたかったんですよ!!!!!

 

そういうことにします。