お題「周りにはあんまり好きな人がいなかったけど自分的にぐっさり刺さってた漫画(アニメ)」
普段から結構周囲がハマっているものとの相違がある人間なんで結構そういう作品たくさんあるんですけど、今回ご紹介させていただく作品は
アイドリバティ/詩原ヒロ
絶賛連載中なのでまだ単行本5巻までなのでぜひ読んでほしい。
アイドルが好きな人は元より、音楽が好きな人、何かに打ち込んでる人、むしろ何かに打ち込めなかったり音楽やアイドルにちょっとした嫌悪感を感じる人でも良いので読んでほしい。
以下、ネタバレも多少含まれますので苦手な方はブラウザバック推奨です。
「アイドル」の現実に耐えられず人気アイドルグループを離れた主人公・五十嵐メイが、自分を推す地下アイドル嶺田不二子や個性的な仲間に出会い、新たなアイドルグループを結成し、共に成長していくストーリーです。
・・・正直、実際のアイドル業界がどうなってるかなんて知らないんですけど、きっとこう行ったことは大なり小なりあって、そうやって潰れていってしまうアイドルたちもたくさんいるのだろうなと思うし、アイドルグループが大所帯になればなるほどそういった現象って起きてしまうんじゃないかな・・・・っていう、昨今の日本のアイドルを牽引するプロデューサーへのアンチテーゼを感じつつ。
彼女たちが歌うのはアイドルらしからぬ「ロック」。アイドルだけどアイドル「らしさ」からの独立、自由を宣言する彼女たちにピッタリくる、心にズシっとくるような、どこか小っ恥ずかしさも併せ持った曲たちなんだろうなぁなんでリアルで聴けないんですかね。
この曲(作曲家)を手に入れるのもほんと・・・・アツいんですよね。
なんていうか、仲間の加入仕方が王道少年漫画って感じでまさに「昨日の敵は今日の友」的な感じなんですよ。(違うパターンもありますけど)
個人的にこの作詞作曲を担当する一丸が加入するストーリーが好きすぎて・・・・
一丸は元々生粋のロッカーでロックバンドのヴォーカリストなんですね。で、バンドマン(もしくはシンガー)とアイドルの間って思ったより壁があると私は感じています。お互いがお互いに、同じ音楽という世界にいるのに別の生き物だと思っている感と言いますか。それがモロに描かれていて・・・・うわぁ、すげぇ、わかる・・・・って共感しかなかったです。でも、それでもそこに真っ向から挑んでいくメイがカッコ良すぎてたまらんですし、真っ向から挑んできた「アイドル」をちゃんと「音楽」と認めた一丸の潔さもとても最高。
そしてアイドルに欠かせないのは「原石の成長」だと思ってます。もちろんそちらの方も網羅していて、アイドリバティは基本的に経験者が多い中、四音ちゃんだけはゴリゴリの素人加入。
優しいしっかり者で縁の下の力持ちタイプなのは自他ともにわかっていて、それでも表舞台に立つことに対するプレッシャーとの戦いが綺麗に描かれているんですよ。そしてそこからの「覚醒」ですよ。プレッシャーを跳ね除けた人間は人一倍強くなりますからね!!!!!
優しい人間が豆腐メンタルだと誰が決めた!!!!傷ついた人間は誰よりも輝ける資格を持ってるんだぞ!!!分かるかっ!!!!!
・・・全部語りたいけど・・・・・ネタバレしすぎちゃう気がして・・・・この辺にしておこうと思います。
そんなわけでアイドルと少年漫画、現実とファンタジーを見事に掛け合わせた、最高のアイドル漫画だと私は思っています。もう本当に・・・・アイドリバティ売れてくれよ!!!!!
いや、でもどんな結末でも・・・・最後までアイドリバティを見届けたいですね。
なお私の推しは四音ちゃんです⭐︎
もうこれ正直アニメとかドラマとかそういう媒体になって本当にCDが発売されたら滝のように涙を流す自信があるのですが私はオタクなので変なところで「解釈不一致」が発生して別の意味の涙を流してしまうこともなんだか不安であんまり大きな声では言えないんですけれどそれだけ愛してるってことでどうか一つよろしくお願いします。
先日5巻が発売されたんですけど発売日にゲットできず2日ほど前にようやく手に入れることができたのでめちゃくちゃ熱が入ってしまいました。
ちなみに私、仕事の発表会的なものを間近に控えております。
・・・ほら、そういう時ってさ、他ごとが捗るじゃん?そういうことです。
あとはアイドリバティから負けない気持ちを頂けたら、頑張れるんじゃないかなって・・・・思って・・・・はい・・・。
久しぶりにがーっと語れたので満足です。
最後にもう一度、
アイドリバティ、みんな読んで。